PCの設定の覚え書きを中心に。
旧共産圏のカメラ、アウトドアも少しずつ。
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医療問題を的確かつシニカルに見つめる、ssd’s様のブログより。
医療崩壊のすべてのエッセンスを詰め込んで、スパイスを効かせた傑作です。
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小学生でもわかる医療崩壊のひみつ
太郎君 「せんせい、最近、いりょうほうかいって記事をよく見かけるけど、どうしておきるの?」
先生 「どうしてだと思う?」
花子さん 「お医者さんの数が少ないからじゃないかしら。」
先生 「ではどうして東京都のような大都市でお医者さんが足りないの?」
太郎君 「うーん・・・。そうか!! お医者さんも多いけど、患者さんも多いからじゃないかな。」
先生 「それはなかなかいいところに目を付けたね。だけど、病気の人の数は、だいたい住んでいる人の人数に比例するんだ。だからお医者さんが多い少ないと言うときには、人口当たりの医師数という指標で比較するんだけど、東京都は人口当たりでも日本で一番お医者さんの数が多いんだよ。」
花子さん 「それなのに都立病院のお医者さんが少ないなんておかしいわ。」
太郎君 「わかった。都立病院のお給料が安いから、みんな開業しちゃうんじゃない!! 開業すればベンツに乗って週末や水曜日の夜にはキャバクラで豪遊できるものね。」
先生 「なるほど。誰だって、お金はたくさん貰えた方がいいよね。」
花子さん 「だったら、都立病院のお給料を上げたらいんじゃないかしら。初任給調整手当を二級上げて、月給+10万円すれば、みんな残ってくれるわ。」
太郎君 「ただでさえ、卒後5年目で年収700万円なんて貴族のような高給を貰っているのに、さらに年に100万円も貰えるなら、東京レジデントに応募が殺到するね。名前もカッコイイし!!」
先生 「だけど、そんな厚遇を整えても、都立病院から逃散が絶えずに、石原都知事も頭を抱えているんだ。」
花子さん 「どうして? おかしいわ!!」
先生 「例えば、君たちが、この小学校を卒業して、なんとか中学校も温情で通して貰ったけど、金髪にしたり眉毛を剃ったせいで、底辺校の受験にも失敗し、中卒で何の資格もないニート状態で、年収一千万円のお仕事をしませんか?と誘われたらどう思う?」
太郎君 「すごいけど、それすごく怪しくない?」
花子さん 「あら、女の子なら年を誤魔化して売れっ子キャバ嬢になれば不可能じゃないわ」
先生 「太郎君の言う通りだね。実は、生命保険加入が義務付けられて、丸一年マグロ漁船に乗り込んで、時々南洋で行方不明になるという職場だったり、北海道で密漁して時々ロシアの湾岸警備隊に射殺されたり抑留されるという仕事だったりしたらどうだろう。」
太郎君 「やっぱりなあ。そんなウマイ話があるわけ無いよ。」
先生 「そうなんだよ。いくら給料を上げても、36時間労働を月に10回とか、サビ残当たり前、休みがほとんど無いうえに、何かあれば俺らの税金で給料貰ってるんだろと罵られるようなブラック企業にまともな判断能力を持った大の大人が行くわけ無いんだね。それに別にリスクの高い開業医というバクチを打たなくても、東京なら、私立の病院でいくらでも勤め口があるからね。もちろん、私立だからと言って、それほど高給というわけではないけれど、面倒くさい金にならない患者は古巣の都立病院に送ってしまえばいいから、ワリの良さは比べるべくも無いよ。」
花子さん 「じゃあ田舎はどうなの? 」
先生 「田舎の自治体病院は実は給料は東京よりずっといいんだ。だから、給料が不満で辞めるなんてお医者さんはほとんどいない。わざわざ給料が下がる病院に職を変えるお医者さんもいるくらいなんだ。」
太郎君 「そんなの変だよ。お金は多い方がいいじゃないか。」
先生 「お医者さんは、本当に変な人たちなんだよ。やりがいとか、仕事の内容に文句を付けて、経済原理では説明が付かない行動を起こすんだ。だから、給料を上げてもいなくなり、下げてもいなくなる。」
花子さん 「うーん。キャバクラはよくても、ヘルスは嫌とか、ヘルスまではよくてもソープは嫌とか、そういう感じ?」
先生 「花子さんとはあとで、じっくり話し合う必要がありそうだね。でもその喩えは悪くない。良家の子女に 『月給100万円でソープで働けといって集まらない。じゃ120万円出そう。どうして来ないんだ。こんちくしょうby石原』 こんな構図が今の都立病院だね。」
太郎君 「泡姫が集まらないなら、キャバクラに商売替えしたらいいんじゃないの?」
先生 「常識的にはそう考えるよね。もし、勤めるなら経営者がヤクザのぼったくりバーより、たとえケツ持ちにヤクザがいても一応直接の経営者はまともな経営センスを持った堅気の店に勤める方がいい。経営がうまくいかなくなって、変な仕事が増えれば増えるほど、職場の雰囲気は悪くなる。誰でも辞めるよね。」
花子さん 「だったら観光ビザで入国してオーバステイさせたり、蛇頭が密入国させた逃げられない女性で管理売春させればいいんじゃないかしら。」
先生 「そんなことは誰でも思いつくよ。外国から輸入させろと言ってる人は既にいるし、実際、学生時代に高利の莫大な借金を負わせる仕組みをあちこちで実施している。だけどなかなか数は急には増えないんだ」
太郎君 「でもソープランドが無くなったら、非モテの毒男の立場はどうなるんだよ!! これも若い女性が手軽に稼げるキャバクラがあるせいだ。キャバクラ嬢の収入が安くなればソープに流れる女性が増えるよ!!」
先生 「こやつめ、ハハハ・・・・」
医療崩壊のすべてのエッセンスを詰め込んで、スパイスを効かせた傑作です。
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小学生でもわかる医療崩壊のひみつ
太郎君 「せんせい、最近、いりょうほうかいって記事をよく見かけるけど、どうしておきるの?」
先生 「どうしてだと思う?」
花子さん 「お医者さんの数が少ないからじゃないかしら。」
先生 「ではどうして東京都のような大都市でお医者さんが足りないの?」
太郎君 「うーん・・・。そうか!! お医者さんも多いけど、患者さんも多いからじゃないかな。」
先生 「それはなかなかいいところに目を付けたね。だけど、病気の人の数は、だいたい住んでいる人の人数に比例するんだ。だからお医者さんが多い少ないと言うときには、人口当たりの医師数という指標で比較するんだけど、東京都は人口当たりでも日本で一番お医者さんの数が多いんだよ。」
花子さん 「それなのに都立病院のお医者さんが少ないなんておかしいわ。」
太郎君 「わかった。都立病院のお給料が安いから、みんな開業しちゃうんじゃない!! 開業すればベンツに乗って週末や水曜日の夜にはキャバクラで豪遊できるものね。」
先生 「なるほど。誰だって、お金はたくさん貰えた方がいいよね。」
花子さん 「だったら、都立病院のお給料を上げたらいんじゃないかしら。初任給調整手当を二級上げて、月給+10万円すれば、みんな残ってくれるわ。」
太郎君 「ただでさえ、卒後5年目で年収700万円なんて貴族のような高給を貰っているのに、さらに年に100万円も貰えるなら、東京レジデントに応募が殺到するね。名前もカッコイイし!!」
先生 「だけど、そんな厚遇を整えても、都立病院から逃散が絶えずに、石原都知事も頭を抱えているんだ。」
花子さん 「どうして? おかしいわ!!」
先生 「例えば、君たちが、この小学校を卒業して、なんとか中学校も温情で通して貰ったけど、金髪にしたり眉毛を剃ったせいで、底辺校の受験にも失敗し、中卒で何の資格もないニート状態で、年収一千万円のお仕事をしませんか?と誘われたらどう思う?」
太郎君 「すごいけど、それすごく怪しくない?」
花子さん 「あら、女の子なら年を誤魔化して売れっ子キャバ嬢になれば不可能じゃないわ」
先生 「太郎君の言う通りだね。実は、生命保険加入が義務付けられて、丸一年マグロ漁船に乗り込んで、時々南洋で行方不明になるという職場だったり、北海道で密漁して時々ロシアの湾岸警備隊に射殺されたり抑留されるという仕事だったりしたらどうだろう。」
太郎君 「やっぱりなあ。そんなウマイ話があるわけ無いよ。」
先生 「そうなんだよ。いくら給料を上げても、36時間労働を月に10回とか、サビ残当たり前、休みがほとんど無いうえに、何かあれば俺らの税金で給料貰ってるんだろと罵られるようなブラック企業にまともな判断能力を持った大の大人が行くわけ無いんだね。それに別にリスクの高い開業医というバクチを打たなくても、東京なら、私立の病院でいくらでも勤め口があるからね。もちろん、私立だからと言って、それほど高給というわけではないけれど、面倒くさい金にならない患者は古巣の都立病院に送ってしまえばいいから、ワリの良さは比べるべくも無いよ。」
花子さん 「じゃあ田舎はどうなの? 」
先生 「田舎の自治体病院は実は給料は東京よりずっといいんだ。だから、給料が不満で辞めるなんてお医者さんはほとんどいない。わざわざ給料が下がる病院に職を変えるお医者さんもいるくらいなんだ。」
太郎君 「そんなの変だよ。お金は多い方がいいじゃないか。」
先生 「お医者さんは、本当に変な人たちなんだよ。やりがいとか、仕事の内容に文句を付けて、経済原理では説明が付かない行動を起こすんだ。だから、給料を上げてもいなくなり、下げてもいなくなる。」
花子さん 「うーん。キャバクラはよくても、ヘルスは嫌とか、ヘルスまではよくてもソープは嫌とか、そういう感じ?」
先生 「花子さんとはあとで、じっくり話し合う必要がありそうだね。でもその喩えは悪くない。良家の子女に 『月給100万円でソープで働けといって集まらない。じゃ120万円出そう。どうして来ないんだ。こんちくしょうby石原』 こんな構図が今の都立病院だね。」
太郎君 「泡姫が集まらないなら、キャバクラに商売替えしたらいいんじゃないの?」
先生 「常識的にはそう考えるよね。もし、勤めるなら経営者がヤクザのぼったくりバーより、たとえケツ持ちにヤクザがいても一応直接の経営者はまともな経営センスを持った堅気の店に勤める方がいい。経営がうまくいかなくなって、変な仕事が増えれば増えるほど、職場の雰囲気は悪くなる。誰でも辞めるよね。」
花子さん 「だったら観光ビザで入国してオーバステイさせたり、蛇頭が密入国させた逃げられない女性で管理売春させればいいんじゃないかしら。」
先生 「そんなことは誰でも思いつくよ。外国から輸入させろと言ってる人は既にいるし、実際、学生時代に高利の莫大な借金を負わせる仕組みをあちこちで実施している。だけどなかなか数は急には増えないんだ」
太郎君 「でもソープランドが無くなったら、非モテの毒男の立場はどうなるんだよ!! これも若い女性が手軽に稼げるキャバクラがあるせいだ。キャバクラ嬢の収入が安くなればソープに流れる女性が増えるよ!!」
先生 「こやつめ、ハハハ・・・・」
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