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PCの設定の覚え書きを中心に。 旧共産圏のカメラ、アウトドアも少しずつ。
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参考資料
REFERENCES


旧共産圏カメラの参考資料です。
The Authentic Guide to Russian & Soviet Cameras
loup.jpg.jpg
ロシアカメラについて書かれた最も優れた本です。第二版が2004年に発売されました。 Jean Loup Princelle
東ドイツカメラの全貌
一眼レフカメラの源流を訪ねて
SPIEGELREFLEXKAMERAS AUS DRESDEN
Hummel.jpg.jpg
世界初の35mm一眼レフカメラはドレスデン市で作られました。ドレスデンにおけるカメラの歴史と資料のまさに全貌が記載されています。エコノミストとしての視点によるKoo氏の追記も興味深い。 Richard Hummel
Richard C. Koo
村上 昇作
RUSSIAN AND SOVIET CAMERAS (1840-1991)
catarog1.jpg
イラストによるロシア、ソビエトカメラの小冊子です。ABC順にならんでいます。  
ALL You Need to Know About Design and Repair of Russian Cameras
ru_repair.jpg
ロシアカメラの修理について書かれています。ロシア語版なのでイラストしかわかりませんが、それでも役に立ちます。英語版もあるようですが、確認できていません。 Isaak S. Maizenberg
THE PRAKTICA WAY
way.jpg
Praktica Lシリーズを使った、写真撮影のためのガイドブックです。 LEONARD GAUNT
THE PRAKTICA BOOK for L, LB, LTL, MTL, LLC, PLC, VLC, EE2 and Super TL camera users
a62e4cc1.jpeg
Praktica Lシリーズを使った、写真撮影のためのガイドブックです。 LEONARD GAUNT
ソビエトカメラ党宣言
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Fantastic Camera Galleryの管理人さんによる本です。おもしろい 中村陸雄
スローターハウス5
Slaughterhouse-Five; or, The Children’s Crusade
SH5.jpg
カメラとは関係ありませんが、第二次大戦中アメリカ軍兵士としてドイツ軍の捕虜になり、連合軍によるドレスデンの大空襲を生き延びた筆者の経験をもとに書かれた小説です。映画化もされました。この空襲による死者は数万人とも十数万人ともいわれ、町は徹底的に破壊されました。
ドレスデンにおけるカメラ産業の復興については、「東ドイツカメラの全貌」にも詳しく書かれてあります。
カート・ヴォネガット・ジュニア
Kurt Vonnegut
 寒い国から来たカメラ Index                   Scorpionfish's Diary

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1952年頃より作られた東ドイツ製のプラスチック製カメラ。
6×6の中判だが、ピントは固定、絞りは二種類、シャッター速度は1/60 & Bであり、”写るんです”よりちょっとましな機能しかない。
これは53年以降に作られた後期型でPouva Start IIと呼ばれる。
50年以上前に作られたとは思えない現代でも通用しそうなおしゃれなデザインである。
ファインダーが黒、すべて黒、文字の色が違うなどいろいろなタイプもあるようだ。
初期型は「RUSSIAN AND SOVIET CAMERAS」にあるIONKORに酷似しているが、IONKORの生産が1959-1962となっているので、こちらの方がオリジナルと思われる。
DSC021061.jpg












レンズは沈胴型で、コンパクトになる。
側部の白い○は折れたアイレットの跡。
DSC021042.jpgDSC021051.jpg
















裏蓋ははめ込み式。内部構造はいたってシンプル。
シャッターはバネで戻るため、チャージの必要はない。
木製のスプールが付属していた。
DSC02110.JPG



















お天気マークと曇りマークによる絞り。
これは絞り羽根数1枚と言うのだろうか?
start_12.jpgDSC021091.jpg










撮影してみるとシャッター速度が遅いせいか、ISO50でも日中だと絞ってもオーバーになる。
50年前は低感度フィルムを使っていたので、ちょうどよかったのだろう。

メーカー Karl Pouva
フィルム 120
画面サイズ 6 X 6
絞り f=8cm
シャッタースピード 1/60, B

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                   Scorpionfish's Diary

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旧ソ連邦のウクライナ国キエフ市にあるARSENALで作られている6×6cmのカメラです。基本設計はPentacon Six意識したと言われており、マウントもほぼ同じですが、Pentacon Sixより重く、一回り大きくなっています。もっとも大きい分、頑丈で視野率も広くなっています。
このカメラはDVD Technikにてミラーアップの改造がされています。
KIEV60_1.jpg















TTLに露出計が付いています。とりあえず、ネガやモノクロなら使えます。無骨な作りはロシアの重戦車のようです。構造が単純な分、Kiev88より故障も少ないでしょう。
このカメラは最初コマ間がかなり狭かったのですが、2~3本撮影したらなぜかそろってきました。さすがスラブ系。ちなみに一気に巻き上げるのがコツだそうです。
シャッター速度は1/1000までありますが、1/500くらいまでにしておいた方が無難でしょう。
KIEV60_3.jpg















付属のレンズ(VORNA-3 80/2.8)は、開放では甘くなりますが、絞るととたんにシャープになります。交換レンズは豊富なPentacon 6のレンズが使えるのが魅力です。
6×6だけではなく、645のモデルもあります。
使えるフィルムは120だけで、220は使えません。
KIEV60_5.jpg













ウエストレベルファインダーを装着。これはアイレベルよりはるかに使いやすいので、もっぱらこれを使っています。ストラップを付け、腰のところで固定するとスナップも十分に撮れます。露出計がなくなるので、普段はストロボシューにCOSINA VC-Meterをつけて使っています。
付属のストラップは外れやすく要注意です。OP/TECH USA社のSUPER PRO STRAP(Design A)がおすすめです。
フィルターとフード(かなり汚かった)が付属しています。フードをつけるとレンズキャップはできません。
KIEV60_4.jpg















ファインダーは大きく、明るく、とても見やすい。
KIEF60_finder.jpg














ARAXで購入した60用の皮ケース。作りは雑ですが、安くて丈夫なスグレモノです。
case_kiev60.jpg






メーカー  ARSENAL (ウクライナ)
製造期間 1984年 ~
レンズマウント P. Six, Kiev-60, Exacta-66
シャッター 布幕フォーカルプレーン
1/1000 - 1/2, B

KIEV60のマニュアル

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sme8_1.jpgsme8_2.jpg






sme8_back.jpg






チープなボディとシャープなレンズで有名なカメラです。通称スメハチ。オークションで手に入れたのですが、残念ながら、このカメラは一回撮影しただけで壊れてしまいました(巻き上げが堅く、無理矢理巻き上げたらギア軸周辺が割れてしまった!)。でも、またほしい・・・

メーカー LOMO
製造期間 1970-1993
レンズ T-43 F4 40mm
シャッタースピード 1/125 - 1/15 , B

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BeLOMO製のコンパクトカメラ。旧ソビエト連邦から独立したベラルーシにある会社である。AEはともかくフラッシュ付きは旧共産圏カメラでは珍しい。
Elikon35SM_1.jpg






フラッシュのチャージは壊れているかどうか迷うほど遅い。日本のコンパクトカメラを意識したデザインだが、作りはかなり雑である。AEであるが、この個体のシャッターは1/500になると切れない。毎度のことですが・・・
Elikon35SM_3.jpg




旧ソビエト連邦でもロシア→ウクライナ→ベラルーシと質が落ちていくような気がします。
Elikon35SM_2.jpg






メーカー BelOMO
製造年 1993
大きさ 134 x 78 x 57
重さ 350g
レンズ INDUSTAR-95 38/2.8
シャッタースピード     1/500 - 1/8 (Auto)
感度設定 25, 50, 100, 200, 400

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zorki-4.jpg







バルナック型のコピーであるが、スローシャッター、セルフタイマーが付いており背も高くなっている。 大量に生産されたため、比較的低価格で出回っているが、Zorkiシリーズの脂がのっていたころの製品であり、ライカマウントのボディーとして十分に実用性がある。ロシアカメラ入門編としておすすのカメラである。

Zorki4_2.jpg





1/1000のシャッタースピードはKIEV、DRUG、ALMAZなど60年、70年代のカメラではしばしば見られる。たがその後は経済の衰退とともに製品精度が落ちたのだろう、現代のZenit412でも1/500である。

image50.jpg


1967年の共産党50周年記念モデルのロゴ。この25年後にソビエト連邦は崩壊する。

Zorki-4_3.jpg











背面はシンプル。
オークション購入のロシアカメラにはよくあることだが、状態がよくなかった。シャッター幕が引っかかり、光漏れをおこし、セルフタイマーも故障していた。現時OH中である。
(結局なおりませんでした・・・。)

メーカー KMZ
製造期間 1956-1973
生産台数 170万台
レンズマウント ライカLマウント(M39)
シャッタースピード 1/1000, 1/500, 1/250, 1/100, 1/50, 1/25, B

寒い国から来たカメラ Index

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Zorki-C_21.jpg Zorki-1にシンクロ接点を付けたモデルです。その分背が高くなっています。
Zorki-c_top.jpg シャッター前方にあった巻き戻しレバーはなくなり、シャッター部に組み込まれています。
シンクロセレクターで同調は0~25msまで設定できますが、通常は0でいいでしょう。
Z_C_J122.jpg Jupitre-12 2.8/35と35mmファインダーをつけてみました。
メーカー KMZ
製造期間 1955-1958
生産台数 472,702
レンズマウント ライカLマウント(M39)
シャッター速度 1/500-1/25, B

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DSC01632.JPG





ソビエト製のライカコピーカメラです。KMZ社によるこのタイプのカメラはFED社の協力のもと、1948年のパイロットタイプのFED-KMZ(シャッタースピード1/1000があった)に始まり、同年のFED-ZORKIとして製造開始、Type-1は1949年から1956年まで作られました。A-Eまでのバリエーションがあります。
沈胴式なのでコンパクト、慣れればフィルム装填以外は使い勝手は悪くないと思います。写りはいいし日中のスナップなら十分です。
DSC016241.jpgDSC01633.JPG







製造 1955年
SN: 55153062
z_uvf.jpg









Universal View Finder とコシナのVC METERをつけてみました。さすがに重たい。
メーカー KMZ
製造期間 1949 - 1956
生産台数 83,5000
レンズマウント ライカLマウント(M39)
シャッタースピード 1/500, 1/250, 1/100, 1/50, 1/25, B
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