忍者ブログ
PCの設定の覚え書きを中心に。 旧共産圏のカメラ、アウトドアも少しずつ。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

旧ソ連邦のウクライナ国キエフ市にあるARSENALで作られている6×6cmのカメラです。基本設計はPentacon Six意識したと言われており、マウントもほぼ同じですが、Pentacon Sixより重く、一回り大きくなっています。もっとも大きい分、頑丈で視野率も広くなっています。
このカメラはDVD Technikにてミラーアップの改造がされています。
KIEV60_1.jpg















TTLに露出計が付いています。とりあえず、ネガやモノクロなら使えます。無骨な作りはロシアの重戦車のようです。構造が単純な分、Kiev88より故障も少ないでしょう。
このカメラは最初コマ間がかなり狭かったのですが、2~3本撮影したらなぜかそろってきました。さすがスラブ系。ちなみに一気に巻き上げるのがコツだそうです。
シャッター速度は1/1000までありますが、1/500くらいまでにしておいた方が無難でしょう。
KIEV60_3.jpg















付属のレンズ(VORNA-3 80/2.8)は、開放では甘くなりますが、絞るととたんにシャープになります。交換レンズは豊富なPentacon 6のレンズが使えるのが魅力です。
6×6だけではなく、645のモデルもあります。
使えるフィルムは120だけで、220は使えません。
KIEV60_5.jpg













ウエストレベルファインダーを装着。これはアイレベルよりはるかに使いやすいので、もっぱらこれを使っています。ストラップを付け、腰のところで固定するとスナップも十分に撮れます。露出計がなくなるので、普段はストロボシューにCOSINA VC-Meterをつけて使っています。
付属のストラップは外れやすく要注意です。OP/TECH USA社のSUPER PRO STRAP(Design A)がおすすめです。
フィルターとフード(かなり汚かった)が付属しています。フードをつけるとレンズキャップはできません。
KIEV60_4.jpg















ファインダーは大きく、明るく、とても見やすい。
KIEF60_finder.jpg














ARAXで購入した60用の皮ケース。作りは雑ですが、安くて丈夫なスグレモノです。
case_kiev60.jpg






メーカー  ARSENAL (ウクライナ)
製造期間 1984年 ~
レンズマウント P. Six, Kiev-60, Exacta-66
シャッター 布幕フォーカルプレーン
1/1000 - 1/2, B

KIEV60のマニュアル

寒い国から来たカメラ Index
                   Scorpionfish's Diary

拍手[1回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
» キエフその他
寒亀さん、

下記にアナログまたはデジタル画像をアップロードしてあります。どうぞ御閲覧ください。

http://www.flickr.com/photos/cengizoti/ 
http://www.flickr.com/photos/rothaus1791/ 

コメントを書き込んで頂けるのであれば、どうぞドイツ語か日本語で御願いします。
市川常楠 URL 2009/01/31(Sat)00:24:05 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
最新トラックバック
最新コメント
[05/24 グッチ 時計 メンズ]
[11/22 ココ シャネル 歌]
[07/23 ロレックス gmtマスター2 青黒 小説]
[07/23 スーパーコピー 時計 カルティエ]
[07/23 スーパーコピー iphone]
プロフィール
HN:
Scorpionfish
性別:
男性
趣味:
  PC・釣り・山登り・自転車・走ること・そして酒
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター

Copyright © [ Scorpionfish's Diary ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]