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PCの設定の覚え書きを中心に。 旧共産圏のカメラ、アウトドアも少しずつ。
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1990年に登場したBX20Sの基本的スペックはBX20と同じであるが、曲線を取り入れた現代風のデザインに一新され、DXコードシステムにも対応していた。しかし同年の東西ドイツ統一の混乱の中で、ヨーロッパ最大のカメラメーカーであったペンタコン・ドレスデン有限会社は解散し、37台が生産されただけであった。
BX20S_11.jpg











1991年、ペンタコンはわずか8億円でシュナイダーに買収され、BX20Sは新会社の主力商品として1992年より生産が再開された。高性能だが高価な日本製カメラに対し、機能は古くともリーズナブルな一眼レフの需要は十分にあり、生産が続けられた。
BX20S_22.jpg











しかしながら新会社にも新たな開発をするだけの力はなかった。1936年に世界初の35mm一眼レフを作り、第二次大戦の廃墟からも立ち上がったドレスデンにおける一眼レフカメラの歴史は、2001年、BX20Sの生産終了とともに幕を閉じた。
BX20S_41.jpg










寒い国から来たカメラ Index

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1984年から製造された絞り優先AE機。TTL開放測光により決められたシャッター速度はファインダー内の14個のLEDにて表示される。B200の後継機にあたり、約31万台が生産された。
写真のレンズはCARL ZEISS JENA(Pentacon製) F=28mm、2.8。
BC-1_B1.jpg












プラクチカBバヨネットマウント。電気接点があり、絞りの情報をボディーへ伝える。
BC-1_NON1.jpg










シャッター速度は1000, 500, 250, 125, 60, 30, 15, 8, 4, 2, 1, Bである。
f97e440b.jpeg












PRAKTICAR ZOOM 4-5.8/70-200を装着。このレンズはPENTACONのマークが入っているが、日本製(SIGMA)である。CARL ZEISS JENA 製のズームはVARIO PRAKTICARといわれるが、生産量も少なく高価であった。ズームレンズの供給が不十分であったことがPRAKTICAの販売低下の要因の一つであったようだ。その後のAFに乗り遅れたことが日本製カメラとの差を決定的にした。
DSCF06901.jpg










アダプターをつけることにより、豊富なプラクチカマウント(M42)のレンズ群を使うことができる。
写真はFlektogon 4/20。
BC-1_Flektogon1.jpg











JENAFLEXは伝統あるイエナの名を冠した高級ブランドとして1980年に販売された。BC-1と同じAM-1、BCAと同じAC-1の2種類である。JENAFLEX AM-1のスペックはBC-1と同じであるが、プレートの文字が変わり、ボディー前面にグリップが付いている。
AM_1.jpg











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オートマチックシリーズのB100の改良型です。絞り優先AEはありますが、マニュアルシャッターは省かれています。ファインダー内のシャッター速度の表示は指針からLEDに変わりました。
DSC01648.JPG












シャッター速度はB、1/60(シンクロ速度)以外はオートです。
標準のレンズはPentaconに吸収されたMeyer社製のパンケーキレンズ50mm、F2.4。
DSC01649.JPG












電子制御式の縦走りシャッター。
このシリーズの特徴ですが、撮影時のミラーショックは大きめです。
DSC01652.JPG












PRAKTICAR 2.8/135とBワインダーをつけてみました。
迫力あります。
BCA_135_21.jpg












外見上はBC-1とさほど変わりませんが、アマチュア向けのオートマチックシリーズの機種であり、シャッター速度はオートです。そのためSLRですが、設定をいじくる楽しみながないので最近あまり使っていません。このシリーズの人気は高かったようで50万台以上が生産されています。

PRAKTICA Bシリーズは多くのバリエーションがありますが、大別すると下記のようになります。

オートマチック/マニュアルシリーズ 最高機種 B200, BC-1
オートマチックシリーズ  一般向け B100, BCA, BCS, BCC
マニュアルシリーズ 低価版
フルマニュアル
BMS, BM

DSC016561.jpg








PRAKTICA BCA 
メーカー ペンタコン
製造期間 1986-1989
生産台数 231,806台
レンズマウント プラクチカBバヨネット
シャッタースピード 1/1000~1、B

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ML_15.jpg










450万台以上生産されたPraktica Lシリーズ(M42マウント)の最終モデル。
前面に斜めについたシャッターは近代のカメラには見られないデザインだが、前後にはさむためブレも少なく案外手になじむ。高級感はないが、質実剛健な作りはさすがにドイツ製である。

ML_31.jpg










シャッター速度は
B, 1/1, 1/2, 1/4, 1/8, 1/15 1/30, 1/60, 1/125, 1/250,1/500, 1/1000
である。

標準のレンズは50mm、F1.8である。
AUTO REVUENONとあるがペンタコン製だろう

ML_back1.jpg











1979年よりプラクチカ・バヨネットマウントのBシリーズは生産されていたが、プラクチカマウント(M42)の人気は高く、1989年まで生産された。
REVUE MLはNurembergのQUELLE社(通販専門)の委託生産でMTL5Bと同じモデルである。

zorki-1_3.jpg









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PRAKTICA BX20

BX20_21.jpg











PRAKTICA BXシリーズはBシリーズの改良型で1987年より生産された。デザインは一新され、絞り優先AEとマニュアルシャッターが使用できる。基本的なスペックはBC-1とほぼ同じだがTTLオートフラッシュが使えるようになり、ファインダー内に露出補正、AEロック、ストロボスタンバイを示すLEDが追加された。また、シャッターセットになっていない場合、ファインダー内の絞り値が赤く表示される。セルフタイマーのレバーを内側に押せば絞込みができる。

BX20_11.jpg













BC-1よりプラスチックが多く使われ軽くなったが、その分カメラとしての存在感も軽くなってしまったようだ。ボディの共鳴が変わったためだろう、シャッター音もかん高くなっている。とはいえAEの精度も十分であり、私はポジの撮影ではもっぱらこれを使っている。(今は使っていませーん。)
写真のレンズはCARL ZEISS JENA MACRO-PRAKTICAR 2.8/55

BX20_31.jpg











フラッシュはTTL調光となった。シャッター速度の表示ボタンを押すと、フィルムの巻き戻しができる。

BX20_51.jpg













BX Winderを装着。日本製のB Winderより重く、大きいが音は多少静かである。
生産期間 1987~1990
生産台数 201,243台


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